
AYAじい。調布に移り住んで、もう半年だね。

光陰矢の如しだね。調布は住みやすい街。そして京王線のつつじが丘駅はよく利用する駅なんだ。
つつじが駅に降り立つと、なんかほっこりするんだ。そして駅をでた北口広場も好きなスポット。今日は、Woopy(ウーピー)とここで待ち合わせなんだ。
つつじが丘駅の北口を出て、ふと目に入るのがコンパクトで整った広場。

駅を降りてすぐの場所に、こんなに落ち着いた雰囲気の空間があるなんて、ちょっと意外かもしれません。
広場には色とりどりの花が植えられた花壇があり、どこか丁寧に手をかけられているのが伝わってきます。ゴミ一つなく、花の配置も美しくて、誰かが「ここを大切にしている」って気持ちがにじんでるんですよね。
電車を降りた人が少し足を止めたり、誰かを待つ人がスマホを見ながら腰掛けていたり、シニアの女性が愛犬と腰掛ていたり、地元の人の日常にすっと溶け込んでいる場所。それが、この北口広場の第一印象です。
春になれば、ハナミズキの街路樹もすぐ近くで満開になり北口広場に一気に華やぎます。


色とりどりの花壇に見る、手入れの行き届いた地域の心遣い

広場の中央に目をやると、まず目に飛び込んでくるのが、きれいに整えられた花壇。
パンジーやビオラ、その他のカラフルな花たちが咲き誇っていて、思わず足を止めて見入ってしまいます。
上の画像は、今年の1月の花壇の風景です。
よく見ると、花の間隔も絶妙で、草もほとんど生えていない。土もふっくらとしていて、「最近ちゃんと手入れされたんだな」ってすぐにわかります。これは、市の管理だけじゃなく、地域の方のボランティアも関わっているのかも?と思わせるほどの丁寧さ。

春になれば花壇の花はこんもり。こまやかな手入れの結果が歴然です。最近、知ったのですが花壇の手入れは地元のボランティア活動で維持されているそうです。
通勤・通学の途中でちょっと疲れていても、こういう小さな美しさに触れるだけで気持ちがホッとしますよね。
駅前のほんの数メートルの花壇かもしれないけれど、その存在は意外と大きくて、この街全体の“やさしさ”を象徴しているように感じました。
3つの木製ベンチがつくる、世代を超えた憩いの場
花壇のまわりには、木のぬくもりを感じるベンチが3つ並んでいます。
この3つの木製ベンチに出会ったのは調布市に移住してき年末の頃。花壇の淵に取り付けられた感のある木製のベンチ。冬の陽だまりの中でそこだけがほんわりと温かきを感じさせる場所。
よくある金属製のベンチとは違って、木製のものってなんだかほっとするんですよね。冷たさがなくて、腰かけたときに「ちょっとここで一息つこうかな」と思わせてくれる、そんな優しさがあります。
最近、知ったのですが。椅子が設置される前はシニアの方などが花壇の淵に腰かけていたそうです。市民の方々の要望に調布市が対応されてできたのが3つの椅子。
暖かい要望に暖かく答えた行政。3つのほっこりする3つの木製ベンチは私の好きなスポットの一つ。

ベンチにはお年寄りが腰を下ろして休んでいたり、近くの小学生がランドセルを置いて友達と話していたり。
ときには買い物帰りの人が荷物を置いて少しだけスマホをチェックしていたりと、いろんな世代の人がそれぞれの使い方をしていて、その風景を見ているだけでもなんだか和みます。
決して広いスペースではないけれど、この3つのベンチがあるおかげで、ただの通過点じゃなく、“立ち止まれる場所”になっている。
こういう、ちょっとした居場所があると、その街の暮らしやすさってぐっと上がりますよね。
愛犬と訪れた広場で感じた、ちょっとした幸せな時間
この日は、愛犬のミックス犬「Woopy(ウーピー)」の飼い主ママと買い物に出かけるのでつつじが丘駅の北口広場で待ち合わせをしました。
Woopy(ウーピー)にとっては、勝手知った馴染みの場所なんです。

ミックス犬 Woopy(ウーピー)は人懐っこくて、初めての場所でも物怖じしないタイプ。
何回も訪れている花壇のまわりをクンクンと歩きながら、時おりこちらを見て「いい場所だね」って言ってるような顔をするんです(笑)。
木製ベンチに腰かけて、ちょっとひと休み。通り過ぎる人がウーピーに微笑んでくれたり、「かわいいですね」と声をかけてくれたり。
ほんの数十分のことでしたが、この広場があることで“ただの待ち時間”が、“少し心があたたかくなる時間”に変わった気がしました。
駅前なのに落ち着ける場所って、実はすごく貴重です。犬と一緒でも気兼ねなく過ごせるオープンな空気感も含めて、つつじが丘の魅力を感じられるひとときでした。
小さな広場から見える、つつじが丘という街のやさしさ
北口広場は、決して大きな場所ではありません。
でも、その“ちょっとした広場”にこそ、この街の人の思いやりや、地域のあたたかさがぎゅっと詰まっているように感じました。
手入れの行き届いた花壇、誰かのために設置された木製ベンチ、そしてそこに自然と集まってくる人たち。
誰もがルールを守って静かに過ごし、すれ違いざまに軽く会釈を交わすような、そんな日常のやりとりがこの空間にはあります。
大きな商業施設や派手な観光スポットがあるわけではないけれど、こうした“小さな心地よさ”がある街って、なんだか信頼できるなって思いませんか?
たとえば、子どもがここで育っていくのも、年をとってからこのまちで暮らし続けるのも、きっと安心できる――そんなふうに感じさせてくれる場所です。
この広場に立つことで、つつじが丘という街そのものが、住む人にそっと寄り添ってくれているような気がしました。
地域と駅がつながる空間、これからに期待すること
つつじが丘駅北口広場は、駅と地域の“つなぎ目”のような存在です。
通勤・通学の人が毎日通る場所でありながら、ちょっとした休憩や待ち合わせ、地域の交流が自然と生まれる。そんなハイブリッドな空間って、なかなか貴重だと思います。
最近では、多くの駅前が無機質で「通り過ぎるだけの場所」になってしまいがちですが、この北口広場は違いました。
花壇があるだけで、道がふっとやわらかくなる。ベンチがあるだけで、立ち止まる余白が生まれる。
そのひとつひとつが、人と人、人と街とをつなぐ“余白”になっている気がします。
今後、もっと花の種類が増えたり、ベンチに屋根がついたり、小さな図書ボックスなんかが設置される日が来たら…なんて想像してしまいました。
でも、今のままでも十分すてき。この空間がこれからも、地域の人たちに愛されながら続いていくことを願っています。
📌まとめに
つつじが丘駅の北口広場は、通り過ぎるだけではもったいない、ほっとする魅力がつまった場所でした。
花壇の手入れやベンチの配置からにじみ出る地域のあたたかさを、ぜひ一度体感してみてください。ワンちゃんの散歩の途中でお休みをしている愛犬家もよく見かけます。
散歩の途中のリラックスタイムもお勧めですよ。